Life is very short. TSUKION BLOG

無知と偏見を経験が凌駕する!

茶道を始めたい方、お手軽な【茶道のお道具セット】がありますんですよ~。

本格的な茶道の前に初心者にすっごくいいと思う!

 

家で過ごす時間が増えてしまったことですし

簡単に非日常を味わえるうえに

なんとなく所作も身に着く趣味が

「茶道」

なにやら響きも高尚。

 

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余談であるが

小学校の時から

おばーちゃんにお茶を習わされていた私である。

高校生までやらされていたので

ざっと10年近くやっていただろう。

あの時はおっかない明治生まれのばーちゃんに

逆らうこともままならず

「なんであたしが・・・」と嘆いていたが

今になって

いい習い事だったなのかもなぁと思うことがあり

影でボロクソにばーちゃんの悪口を言っていたことを

反省している。

 

うちのばーちゃんのご紹介記事👇

tsukion.com

 

茶道の何が良かったか

1.地味な所作が身についていた

人前での食事の時に箸の上げ下ろしを気にする人は

今はあまりいないかもしれないが、

習ったことのある私は、人のそれが気になるし、

自分は特に気を付けなくてもクセになっているなと感じる。

自慢するほどの事ではないのに高飛車な言い方になってるけどご容赦ください。

 

茶道の先生は、お茶だけでなく

季節ごとに時折

お汁粉などを作って振舞ってくれて

その食べ方の所作を教えてくれた。

先生が怖かったので覚えた。

 

障子の開け閉めなども

正式な形があって

それらは今なんの役にも立ってはいないが

「私、できます。」という無駄なプライドを持たせてくれている。

 

ただ、時折、

テレビなどで

作法の講師みたいな人が押しつけ気味にやってるあれは

全く胸糞が悪い。(余談である。)

 

 

2.いまだに自分でお茶を点てて飲むことが出来る

「お茶を飲む」ということだけでなく

準備して、いただく迄の一連の作業というのは

理にかなっていて

なにより気持ちが豊かになるように思う。(この私でさえ)

「お茶一杯飲むだけやん!」と突っ込んでいた、

昔の私を張り倒したい。

 

 

3.なにやら落ち着く

そういった作業をしていると

時間を豊かに使って

限られた自分の時間を大切にしている自覚が芽生える。

この「限られた時間」というのがミソ。

いよいよ中高年になってきて

残り時間を意識し始めて

前のめり気味にやってきた人生を

少し残念に思ったりして

せめて

お茶を点ててゆっくり味わおうと思うのだ。

「うわっ!クソ苦!まずっ!」

とか言って涙目になっていた昔の私を誰か張り倒して。

 

 

茶道に必要な最低限の道具

そんなこんなで茶道、おススメなんであるが。

茶道教室や

ましてや個人の先生に習うのは

ちょっと面倒くさかったり

お金もかかるし

ハマらなかったら後悔だしと思うじゃん。

 

そしたらこんなの見つけちゃった。

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説明しよう。

茶道のイメージには

まず「釜」が必要じゃん。と思うだろう。

なんなら小さな和室が必要じゃん。とか。

ところが茶道には

「盆略」

というのがありまして、

正式には「盆略」と言えど

お茶室でお釜の代わりに南部鉄瓶みたいなので湯を沸かし

お盆に乗せた茶道具の一部を持ってきてやるもののようだったが

今「盆略」というと

「テーブルお点前」というもののことでもあるようだ。

いつどこでもお茶がたてられるようになった。

これはお釜が無くても

お湯を差す時は魔法瓶ややかんを使っていい略式のやり方があるのだ。

 

茶道の道具には

先ほどから言っている

お釜のような大物、水差し、柄杓(ひしゃく)、などなどあるのだけれど

この「テーブルお点前」では

 

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これで大丈夫。

自分だけでいただくならホントこれで充分なんだけど。

セット内容は

  1. お茶碗(日本製で織部焼)
  2. 茶筅(ちゃせんと読む。お茶を混ぜるヤツ)
  3. 茶杓(抹茶をすくうスプーン)
  4. なつめ(抹茶入れ)
  5. 茶筅休め(茶筅をしまっとく時のやつ、なんなら要らない)
  6. 抹茶
  7. 茶巾(茶碗拭くやつ)

お点前も楽しみたいということなら

この他に

「服紗(ふくさ」」が必要。

「ふくさ」と言っても

お葬式の時やなんかにお香典を包むのとはちょっと違って

あれは「袱紗」と表記する。

お茶の時は「服紗」ですよ。

平たく言うと

縦28.5cm、横27.5cmの布です。

お点前の時に道具を拭いたり、熱々の釜の蓋を開ける時なんかに使うというもので

その時のたたみ方などはちょっと小難しいのである。

動画など見て覚えて欲しい。

これが出来るようになると

俄然、茶道が楽しくなる。

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あと、

ゆくゆくは「柄杓(お湯すくうやつ)」の使い方も覚えると

ますます面白い。

そのあたりからは

茶道教室に通うべきだ。

ここまでを読んでいただければ

いつ茶道教室に通い始めてもあまり困ることは無い。

本格的な茶道では

上記に挙げたもの以外のお道具は

水差し(茶碗を洗うために使う水をいれておく物)

建水(けんすいと読む。汚れた水やお湯を捨てる入れ物)

ぐらいかな。

細かい事は追々覚えていけばよくて

その過程もまた楽しい。

できれば

おっかない、きりっと着物を着てるような、

間違ったら扇子で手の甲を叩くような、

そんな先生に一度習って欲しい。

今どきめったにいない。

 

 

自分の為に

お茶の作法を交えつつお茶をいただく。

なんと自由で贅沢な時間。

 

あ。

なんか憧れの意識高い系っぽい。