イヤミス 初心者 おススメめ5選 導入偏としてまずこれを読もう
イヤミスの不快な読後感に身を委ねて
「イヤミス」とは読後に嫌な気分になる、イヤな結末のミステリーのことです。
なぜ、イヤミスをすすめるのか
バッドエンドを読むことによって自分のおかれた運命がそれほどひどくもないかなと知るということがある。
ですのでイヤミスをまだ体験していない方にお勧めする。
まずは有名どころの間違いのないものから入っていってほしい。
いずれじっくりと本屋でイヤミスを探すことになるであろう。
余談ですがどうして本屋に行くと便意をもよおすのかしら。
かなり高い確率で。
なんなら便秘の時には本屋に行くようにしている。
インクに含まれる化学物質のせいだとか
心理的な現象だとか諸説あるようだが
そんなもので便意をもよおすほど
女の便秘はヤワじゃない。
本屋と便秘の関係性についてはいずれまた考察を重ねるとします。
就寝前のひと時に「イヤミス」を
寝る前に本を読んでいるとすんなりと眠りに入れる。
わずか3行で落ちることもある。早すぎる。
だから1冊本を読み終えるのに数か月かかることもある。
決して読書家とは言えない。
読み終わった本も片っ端から忘れていくしね。
しかしながらイヤミスだと寝落ち率が減る。
夢中になっちゃうから。
今どきはポチっとして本を入手するのが主流かもしれないし
タブレットやらで読むという時代に変わってきているようだが
私は断然、ベッド脇の薄暗いスタンドで
無理な態勢に手を痺れさせながら読むという
二宮金次郎スタイル。
菜種油の行灯でもいいくらい。
知らんけど。
眠気と闘いながら拷問のように読んでる時もある。
戦いに負けて寝落ちすると
本なんか閉じちゃってたり
なんだったらベッド下に落っこちてたりするので
どこまで読んだかさっぱりわからなくて
次の夜は続き部分を探すだけで寝れる。
というようなことが3日に1度ぐらいの割合で起こっている。
改善しろ、自分。
いやしかし、イヤミスはいい。
あの読後感の悪さね。
物語は終わっているのに、この後も続くであろう主人公の不幸。
やばいよね。やんなっちゃう。
私はどこか病んでいるのだろうか。
良い睡眠はとれているのだろうか。
まぁそんな闇の部分には蓋をして。
～おすすめのイヤミス5選～ ヒュ～！
じゃ、行きます！ ドキドキ❤
1.「告白」 湊かなえ
言わずと知れたイヤミスの女王、湊かなえ氏。
映画化された時の松たか子の「どっかーん」というセリフの時の表情が忘れられなくて原作を読んだ。
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2.「愚行録」 貫井徳郎
愚かなことは罪とは違う悲しさがあるよね・・・。知った風なこと言っちゃった。
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3.「グロテスク」 桐野夏生
なんせ長いので前半だけで終わりにしても充分に不愉快な読後感が得られます。思い出したらまた読んでね。
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4.「殺人鬼フジコの衝動」 真理幸子
ミステリー要素やストーリーよりも「フジコ」だけをお楽しみくださってけっこうです。
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5. さんくすないと 根本起男
デパ地下こわっ！
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まとめ
で、どうせ読むなら
ほのかな感動とか、SFチックな要素とか
まったく無いやつでお願したい。
もーー100％胸糞悪い後味のものをぜひお勧めしたい。
気持ちの弱い方にはお勧めしてはいけないと言われる向きもあるようだが
私はそうは思わない。
私はこういうものを読むと上には上の不幸を知り、自分の甘さに気づく。
どんよりとして、疲れた心がさらに疲れる。
読み終わった瞬間に本をゴミ箱にブチ込みそうになる。
もったいないからやらないけど。
そして忘れたころまた読むけど。
本屋に行くのは楽しい。
イヤミスを探し、それが当たりだったらなお楽しい。
お腹の張りまで解消されたら天国だ。
イヤミス読むか読まないかはあなた次第です。
責任転嫁。
後味、悪っ！！
