Life is very short. TSUKION BLOG

無知と偏見を経験が凌駕する!

偏食が大人になっても治らなかったけど、元気です。

偏食歴半世紀以上のワタクシが赤裸々に語る

偏食の子を持つ親御さん、目下偏食中の若者、

色々と心配でしょう。

偏食人生がどんなものだったかを

実体験をもとにお伝えします。

生きて行く上で、偏食であることは不都合であるのか否か。

ちなみに、ワタクシ

アラカン寄りの50代ですゆえ、これ以降の事は未だわかりませんことをご了承ください。(おいおい追記します。10年後とか。)

 

中高年ネタはこちら👇 

tsukion.com

  

tsukion.com

 

 

幼少期の気持ち

物心ついた時にはもう、ほぼ今の状態に出来上がった好き嫌いでした。

大人になってから食べられるようになったものは

ミートソースぐらいでしょうか。以前はミートソースのソースを除けて

色のついたパスタを食べてました。

親に無理強いされたようなことはありませんが

2つ上の姉は偏食ではないので、特に親が間違っていたとも思えません。

幼少期辛かったのは給食

食べ終わるまで外遊びに出してもらえなかったこともありましたが

それはあまり記憶になく、むしろ残した物を鍋にもどさなければならないことが

子供心に申し訳なく、ホントにごめんなさいと思っていました。

 

それと、いなかのおばちゃんちに泊まりに行ったりした時、

「都会の子は好き嫌いが多い。」とちゃんと食べてる姉までチクりと言われ

このおばちゃんは実は都会に憧れてんじゃないか?と

小学生にして人の心の裏を探るような子になりました。(偏食とは関係ありません。)

 

 

思春期の気持ちと健康状態

中学生の時点で偏食歴10年以上になっているわけですが

健康面はなんら問題なく過ごしました。

女子のなんやかんやもごくごく一般的。身長、体重、座高、足のサイズ、

どれをとっても標準。

常に体育の成績は5段階評価の5。

運動と「好き嫌い」の因果関係はないものと思います。

他の成績はほぼオール3。

野菜を食べないからと言って極端に計算ができないなんてこともないと思われます。

 

給食もなくなりお昼の罪悪感からも解放されました。

しかし、このお年頃になると

お友達の家に行って食事をごちそうになるというような機会も出てきます。

そこは辛かった。

無言で残してても、食べれませんと言っても

ちょっといやな空気が流れます。

無理して食べると、飲み込めなくてえずくので、もっとヤバい。

かっぱ巻きを出された時は、焦りました。

噛んでキュウリを味わってはいけない

そうだ、飲もう。

「そうだ、京都行こう。」みたいになってますが

そんな悠長なことではないです。

結局1個飲んだとこで、おばさんが気づいてくれて事なきを得ました。

 

 

社会に出てからの体験と対処法

友達だけと付き合っていればよかった時代は終わりました。

いよいよ、上司や先輩との飲み会やら食事会が始まります。

しかし、ここまでに培ってきた私の本能が

私の行動を決めました。

それは

取り分ける人になる。」です。

でもハッキリといいました。

「好き嫌い多いんで、私、取り分けさせてください。」

これ、良い方法でした。

空気もおかしくならないし、なんなら気が利くぐらいに思われたりして。

 

でもね。

人と人との付き合いって長くなってくると、わかってもらえるんですよね。

「この子は野菜食べない子」って。

だから取り分け係もすぐに解かれ、

さらには、私の器に野菜が乗っかってたら

「食べてあげるね~。」と

誰かしらが食べてくれるようになりました。

 

なにかで読んだのですが、

「好き嫌いする子、チマチマ嫌いなものを寄り分けたりしてて気持ち悪い。」とか「お里が知れる。」とかいう人がいましたが、

少なくとも私は、それとわかるように言われたことはないです。

 

しかし、彼氏には少し苦労します。

なにかの記念日的なことで、張り切っちゃうと当時はフランス料理なんかに

行っちゃったりするわけです。バブリー(死語)。はずっ。

はい前菜、食べれません。

メインディッシュ、肉しかムリ。きれいに盛り付けられた鎌倉野菜とか

全然ムリ。

「俺が食うよ!」なんて気取らず言ってくれる人はいいですけど

張り合いがないみたいなことを言うやつがいるとね~。

ま、そんなやつとは早々に別れた方がいいです。(偏食とは関係ありません。2回目)

 

偏食についてなにを知ってますか?

赤ちゃんの舌というのは、味を感じる「味蕾(みらい)細胞」の数が大人よりも多く、敏感なのだそうです。

脳の偏桃体が判断するのですが

苦いもの⇒毒

酸っぱいもの⇒腐っている

などのように人間の本能としてプログラムされています。

野菜は食物繊維が多いので、木や草として認識されるそうです。

そういうことが色濃く残ったまま大人になることもありそうですよね。

 

キノコの触感が気持ち悪いと感じれば吐き気へと繋がってしまいます。

おせんべいのバリバリっという音は聴覚過敏であれば、工事現場の騒音です。

甘口であってもカレーの僅かな辛さが過敏な痛覚を刺激することもあります。

このすべては当事者にとっては拷問なのです。

 

 

もともと人類は穀類、菜食だったのが

北へ移動するにつれ肉食にならざるを得なかったと言います。

肉を食べると体温が上がります。

上がった体温を冷やすために生野菜を食べるようになったのです。

 

果たして、私は体温を下げる必要があるのだろうか?

そういえば私、手のひらがいつも異常に暖かいなぁ。

別に不都合はないなぁ。

 

 

ワタクシの場合の偏食

好き嫌いだけでは偏食とは言いません。

極端で偏っている人が偏食です。

好き嫌いがちょっとあるぐらいの事なら気にしないほうがいいですね。

私は野菜を全て食べません

無理して食べれるのはもやしとほうれん草と大根。安上り。

別に好んでは食べません。飲み込めるということです。

他の野菜は飲み込めません。

がんばった時もあります。

とりあえず口にいれる。

咀嚼(そしゃく)する。

咀嚼(そしゃく)する。

咀嚼(そしゃく)する。

ヒロシです。みたい。

 

飲み込めないんですよ!まーーじーーでーー!

 

あと不思議なのが

例えば、大根。

大根のお味噌汁はイケるけど、おでんのはムリ。

私が考えるに

香りとか匂いがダメっぽいです。

ネギとか大葉とかの薬味系、間違って入ってたら地獄。

嗅覚の問題ではないですかね。勘だけど。

 

 

安心材料を少々

お若い方々、子育て中の方々には

本当に不安もあるでしょう。お察しいたします。

がしかし。

極端な偏食の人って

わりといるんですよぉ、これが。

超有名アスリート、サッカーのあの人は主食がスナックだった時期があるとか

有名俳優、私も大好きなあの人は「野菜食べると顔青くなる。」という、なんだかもう嫌いになりそうな言い訳。

元野球選手、監督まで務めたあの人は「ベネゼエラ人の90%は野菜食べない。」って、昨日テレビで言ってました。

こちらもまた私の大好きな社会学者さんは家にチョコと水しかないんだそうです。頭いいのに、なんでよ。

 

ね、みなさん、とても健康そうで、ね。

 

 

最後に

私は中高年になりましたが、普通に健康ですので

中高年差し掛かり時点までは、偏食の影響はない例です。

ワタシちょっと太ってます。

でも私の周りにちょっと太ってる友達3人いますけど、みんな野菜モリモリ食べてますので

これも偏食とは無関係だと思われます。

 

好き嫌いなんてないほうがいいに決まってます。

でも根性論ではどうにもならない場合があることを忘れないでくださいね。

育てる時も。

関わる時も。

非難する時も。

 

 

 

私が自分のデブまで晒してお伝えしたことが

少しでも参考になりますように。

 

 

私の1番驚かれる好き嫌い、

「イチゴ🍓 大嫌い」

 

 

 

f:id:tsukionblog:20201221004732j:plain