Life is very short. TSUKION BLOG

無知と偏見を経験が凌駕する!

バックパッカーの親 必見 体験から得た5つの備え 

成すべき事を成すまでだ。成すべき事とはなんだ。

 

子供やら、大切な人やらがいつかバックパックひとつで旅に出ると言い出したら

もはやそれは

「止めるも地獄、行かせるも地獄」

であるということを解いてきました。

 

そのあたりの事は👇こちらの記事でお読みください。

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お察しの通り

これはもはや、自分の力では変えることのできない事象なのだ、ということを

ご自身の頭に、体に、叩き込んでいただきたい。

そういった覚悟を持ったということを前提に

ではこれから自分は何をするべきなのか!ということをいくつかお伝えしたいと思います。

 

(旅人本人にとっては有難迷惑千万、頼んでねーよ、ちょっとウザいよ。と思われるであろうことはご自覚、及びご了承いただきたい。)

 

また、これから、今の世の中の禍が去ったら、必ずや行くぞ!と思っている方も

どうかひとつ、備えとして読んでみて欲しいものです。

 

 

 

バックパッカーを守るものとは何ぞや

 

1. いざという時は金しかないのだ

なんやかんやいっても、不測の事態にあった時、心のよりどころとなるのは金。

下世話な言い方で申し訳もないが、かっこつけてる場合でもない。

ご本人はもちろんそんなことは思ってないに違いない。

見送る側の、残される身の、なんというかひとつの神頼み的なことだ。

 

というわけで、とにかく

クレジットカードの大切さをありとあらゆる場面で語って洗脳して欲しいわけです。

少し前まではインターナショナルキャッシュカードというのがあって

日本で口座に入金すれば海外でも現地通貨で引き出せたのですが

今は大手銀行では作られなくなったようです。

チャージ式のプリペイドカード(GAICA)やキャッシュパスポートなるものもあるようですね。

こういったものは数年で無くなってたり新しいサービスが出てたりする印象ですので、最新の情報を集めてくださいね。

いくつも同じような情報を読み漁っているうちに段々と見えてくるものがありますので。

もちろん、旅人ご本人は情報収集なんぞ、やっておりましょう。

ですので、こちらはあくまでもコソコソと。

間違っても「やったったる感」など出しませんよう。マジ嫌われますよ。

 

クレジットカードでキャッシングするというのはわかりやすい方法であります。

とにかく何枚か持っていたほうがいいのは間違いありません。

 

それと隠し現金を小分けにしてこっそり忍ばせておくという手も。

私はお守り袋に忍ばせたりして無理くりバッグにくくりつけました。

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2. ダサくない!!防犯グッズ

しかしカードを無くす、盗まれるなどしたら本末転倒。

腹巻バッグ(ウエストポーチではないダサいやつ、いやウエストポーチもダサいけど。)を無理やりにでも巻き付けて欲しいところです。これマジです。

もちろんパスポートも入るやつです。

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バックパックをくくっておくワイヤーも。

ワイヤーを収納できるキーホルダー型のやつが便利そうでした。

うちの息子は駅で野宿をしなければならない局面があり、これ役に立ったみたいです。ゾッとします。

 

携帯電話はスリに合うだけではなく、普通に持って使っててもひったくられたりしますのでやはりなにかしら身体と繋げておいたほうが望ましいでしょう。

でも首からかけててバイクでひったくられたら、なんて考えると怖い!

逃げるバイク、締まっていく首、ぎゃあああ!!

怖い方に怖い方に考えればどこまでも怖い。無限怖い。

歩きスマホしないに限る!洗脳して下さい。

 

 

3. 大手旅行会社に誘導

さすがにどんな破天荒な人でも、初日の航空券は事前に買いますよね。

そんな時にひと言大手旅行会社の名前を出しましょう。

サブリミナル的に耳元でささやきましょう。

旅の始まりは漠然としているものなのでわりと素直に聞き入れるかもしれないからです。

例えば、H.I.Sとか、やはり実績があるので何かと安心です。

うまくすれば、H.I.Sが出している「世界一周航空券」などを勧められて買うかもしれません。

そうすると何がいいかっていうと、ある程度の動きを把握できるかも。かも。

日程なんて高望みはしません。

次に行く国がわかっているだけでもマシというものです。

息子はモロッコで乗ろうとしていた飛行機が2時間も早く出てしまったそうで、どうすんだ~ってなった時、すべての航空券がパーになるところを、

H.I.Sさんからの「モロッコから次の国いくのは自力で何とかせよ」という条件付きで事なきを得ました。

ってか、これ安心材料になったかな?逆に。

 

 

4. 保険に無理矢理加入

これはですね、強制させてもらいました。

海外の医療費事情考えたら、息子には到底払えまいと判断しました。脅してください。

ゾッとしますよね。

もう、ここに関しては

「金で買える安心は買っとけ。」です。

結局なにも使わず、保険料もそこそこ高かったですけど

これこそ「生きたお金」の使い方だと思います。

 

 

5. I.podを忍ばせる

姑息な手段ですね。嫌われるかもしれません。

構いません。

もし、携帯を盗難、紛失、破損などしたらもう一切の手段を失うわけですから

きっと、その時が来れば感謝されれるはずです。

しかし私には「その時」は来ず、嫌われました。

構いません。

 

 

いかがでしたでしょうか。

バカ親と笑わば笑え。

しかし切実な思いでいらっしゃる方もいるでしょう。

 

第1弾、第2弾を読んでくださった方がおっしゃいました。

20年以上前にバックパック背負ってヨーロッパを周遊したその方は

その旅の経験が今までで一番記憶に残っていることだそうです。

人生できっと何かに繋がることだそうです。

 

 

だから「行く」と言ったら

親はバカ親になって一生懸命に

出来ることを考えるのみなのです。

 

帰国後、パスポートに押されたたくさんのスタンプが羨ましくもありました。

ひとつ夢を叶えたのだなぁと思いました。

 

旅に限らず

人の決断を、親だからなどという理由だけで左右してはいけないのだと

自分自身に言い聞かせている途上の私です。