Life is very short. TSUKION BLOG

無知と偏見を経験が凌駕する!

ハリウッドスターに学ぶ。老いに抗わずに生きたいものだが・・・

老いることがマイナスじゃない人がいるなんて

 

 

大好きだった有名人などが

劣化していくのは悲しい。

人間て

なんて残酷な運命をたどるのだろう、と

常々思っているのだけれど

老いて魅力を増す人がわずかに存在することに

一筋の希望の光を見出す。


金に任せて顔面工事を施す人が多い。

アバターみたいな眉間と

やたらツヤツヤになった頬を光らせて笑っている。

なぜ周りにいる人が

「それ変だよ。」

と言ってあげないのか、

結局のところ

言わない人が取り巻きとして残っていられるのか

と考えると

人の幸せの尺度は色々だなぁ。

 

80歳を越して

「あーあ、歳とっちゃって見る影もないなぁ。」

と思わなかったハリウッドスターでパッと思い浮かぶ人が何人かいる。

 

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ロバート・デ・ニーロ

この方の若かりし頃のイケメンっぷりといったら

他に並ぶものはいない。圧倒的な存在感。

なのに

歳をとっても魅力は増すばかり。

どこまで行っても色気が消えない。

 

 

モーガン・フリーマン

歳とってるんだろうか、この人。

 

 

クリント・イースト・ウッド

西部劇やダーティハリーのころには興味がないが

おじいちゃんとしての役を演じるようになってから尊敬している。

「グラントリノ」「運び屋」諸々、

年齢を感じさせる演技、いや演技なのかどうかも分からない年寄りっぷり。

かっこいい。

 

 

ショーン・コネリー

007のころのギラギラと軽薄な感じが

いつの間にか味となり

私は断然晩年のほうが好き。

いつか新作を見れると思っていたのに、残念でならない。

 

 

 

 

ハリウッドには歳を重ねた俳優さんがまだまだたくさんいるが

上に挙げた方々は

老化にあらがっていない感じがいい。

期待されるほどには頑張れないよって微笑みながら生きてる感じがする。

どこかで吹っ切れるターニングポイントがあったのだろうか。

見事な老い方だ。

 

 

歳をとったからといって

服装、髪型、趣味、行動を制限する必要は全くないし

たいていの中高年はそう思って生きているだろう。

しかしそんな中に

無理をしていることに気づいてない人がいるのも事実だ。

例えば、

極端なことを言うと

ミニスカートにピンヒールの中高年がいたら

私は間違いなく眉をひそめる。

そして

家に帰ったらすぐさま

2つ年上の姉に電話して

人となりも解らないそのおばさんのことを

やれ、昔は足自慢だったんだろう、とか

やれ、静脈瘤が浮いていた、とか

マシンガントークで夕方の忙しい時間をつぶすに違いない。

そもそも体に悪いではないか。

冷えるし、ピンヒールは怪我するよ。

随分具体的だが

3日前にホントに見たんで書いちゃった。

 

やり過ぎかどうかは

個人の主観であることは解っているが

身近な人や友人がそうだと

どうしても気になってしまうよ。

最近特に気になるのが

まつ毛エクステ。

それでなくても力を失った瞼にエクステ。

へんだよ。目がへん!

って思いっきり言いたいのをグッとこらえる。

 

かく言う、ワタクシも

先日白髪染めに行って

急に、ハイライトを何本か入れてもらったら

やたら派手になり

往年のサーファーみたいになっちゃって

それを見た数少ない友人たちは

誰一人褒めなかったし

髪色について触れてこようともしない。

こりゃやっちまったなと。

みんなこらえたなと。

 

 

憧れの「老い」を見せてくれる方々のようになるには

私は

まだ

若すぎる

かも。