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無知と偏見を経験が凌駕する!

リフォームして2年経ったので、推奨と後悔を教えます

築60年の実家をリフォーム、優先すべきはどこ?

 

建て直せばよかった。

元も子もない結論である。

いやいや、極論過ぎた。

そもそもここが第一の後悔ポイントだというのではやるせない。

その時にはその時なりの事情があったので

ここは後悔リストには載せないでおきたい。

ばーちゃんが認知症初期になってしまったので

同居及びリフォームを余儀なくされた。んで急いだ。

住み慣れた場所が一気に変わるのは認知症が進む、というのを聞いたり、

早く済ませたい気持ちでいっぱいだったりで

昔の面影を残しつつのリフォームとなった。

そしたら

あそこも、ここもと

思ったより金額がかさんだので

リフォームって割高だなって印象が残った。

その上

古い所は古いままなんだからというあたりまえの結果、

当然不安が残る。すんごい風とか、ヤバいほどの雨とか。耐えられるのか。

見た目もおニュー感が減る。

やはり家の顔とも言う玄関周りは一新すべきだった。

もうちょっとお金出したならば

こじんまりとした新築できたんじゃないかなという思いが日に日に膨らんだ。

ま、でも

ばーちゃんはさらなる混乱を免れた、

と信じたい。

 

どこにお金をかけるのか、

どこは妥協できるのか、

最終的にそのお家はどうなるのか、

何年もてばいいのか、

そのあたりをよく考えた方がいい。

 

 

 

では、

細かい後悔ポイントに行ってみよう。

1.トイレの数(場合による)

場合によるというのは

家族が増えた時のリフォームと

減った時のリフォームの違いである。

親と同居とか

子供が増えて手狭になったとか

家族が増えた場合は

間取りに余裕があるなら

トイレは2つ以上作った方がよいと思った。

うちはリフォームから1年後にまたトイレの増設をすることとなった。

二度手間であった。ちょっとお金も余計にかかっちゃった気がする。

 

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2.密閉度が増す

古い家は砂壁だったり、木枠の窓だったりすることも多い。

障子やふすまを使うことなどもあり

うまい具合に湿気や感想を調節できていたのだ。

しかしリフォームすると

しっかり断熱材が入ったり

サッシになったり

しっかりと外気をシャットアウトすることになる。

密閉度が増すので

湿気が逃げない。

結露がすごいことになり

カビも生える。

うちなんて

大きくとった飾り窓の内枠にキノコが生えた。

これは相当運が悪かった例だろうけど

気持ち悪すぎて笑うしかなかった。

適度に漆喰の壁や

湿気を吸ってくれるエコカラット的なものを取り入れた方がいい。

 

3.もっと光を!

昔の家は部屋の間仕切りを障子などでしているので

開け放してしまうと

ドドーンとだだっ広い部屋になる。

プライバシーは重視しない。

一番奥に大きな窓があれば

家全体に明かりが入る。

リフォームで各々の部屋を作ったら

北側の半分が

昼間でも真っ暗になった。

天窓を付けるとかなんかしないと

どうしようもないが

もうそんなお金はない。泣ける。

 

3.家の中ばかり考えてて外見が古い

意外とテンションがさがる。

外出先から戻って我が家の前に来ると

昔からの実家となんら変わってない。

これが意外とがっかり。

玄関周りが一新されると気分が上がったに違いない。

だってぇー

引き戸なんだもぉーん。

北欧風の重厚なドアに強い憧れがあったのにぃー。

ふん。

しかしこの家にこれ以上お金をかけたくない。

どうしたものか。

DIYか。ムリ。ハードル高すぎ。

玄関リフォームの平均的予算を調べてみたら

15万円から200万円て。幅あり過ぎ。

しかし朗報。

補助金を調べてみるといい。

バリアフリーにするとか

断熱効果をたかめるとか

理由によっては適用されるようだ。

ワタシはしばらくはこのまま、

帰宅の度にテンションだだ下がりのまま過ごす予定だ。

 

 

 

後悔ポイントは

スケールのデカいことばかりで参った。

これ以上後悔を探していると

頭痛がしてくる。

 

では

推奨ポイントに行こう。

1.浴室乾燥機

これはこの度のリフォームで

私の中では最大のヒットだ。

ハッキリ言って便利。

部屋干し苦

降りそうで降らない問題

軒下が狭くて不安問題

全て解消される。

あまりにも便利で

山盛り干したら

使用3回目ぐらいで直径3センチぐらいのステンレスのポールが曲がった。

吊り下げる重さは10キロまでとか、

ちゃんと注意書きを見よう。

 

2.トイレの中の手洗い場

家庭内でも賛否両論あり。

デメリットは

費用が掛かる、水が飛び散る、トイレが狭くなるなど。

私は推奨派なのでメリットしかないと思ってる。

小っちゃくてかわいいのがあるから場所なんて取らないよ。

タンクレスのトイレにできてスッキリ。

水が飛び散るったって掃除するのアタシじゃん。

とにかく、なんか、こじんまりとしててトイレに充実感を感じる。

ま、確かに費用はかさむ。

削るべき予算の筆頭ではある。正直。

 

3.部屋の一面だけ壁紙を変える

これ意外とよかった~

全面真っ白とか、同じ色にするより

メリハリがついて

家具の配置もしやすくなったように思う。

新築でもリフォームでも

壁紙を選ぶのは

楽しくもあり苦痛でもある。

だってどれにしたらいいかなんて

なんの基準もないからわからないんだから。

リビングどーしますか、トイレは、洗面所は、玄関は、

って。

知らないよって投げ出したくなった。

で、一面色違いの壁にする、を考えてみたら(悔しいが夫の提案。認めたくない。)

他が決めやすくなったり、家具の配置もおのずうまくいったとのでお勧めです!

こんなカンジの壁紙の色、メリハリがつく。

ブルーグレーやサーモンピンクなども

派手な感じにはならない。

一面だけなので飽きたら他の色に

自分でもDIYできそう。

意識高そうに言ってるだけでやらないのは私の常である。

 

 

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4.まとめ

リフォームするなら

きちんと時間をかけて

綿密な計画が必要だ。

常にテーブルの上に置いてある各種カタログの山と

向き合いながらの食事の日々は覚悟しておこう。

失敗は許されない。

失敗すると

断熱材の入ってない床で底冷えする冬を超えることになるのだ。

例えば、の話だ。

私の事とは言いたくない。