Life is very short. TSUKION BLOG

無知と偏見を経験が凌駕する!

年金について今更だけど知識をインプットした中年女

だって誰も教えてくれなかったじゃん!

 

あの頃、

巷ではささやかれていた。

「年金なんてもらえなくなるんだって。」

そんな言葉に若者特有のめんどくさがりが飛びついて

年金制度を知る努力を怠った。

いや、正確には

同年代でも知っている人は知っていたはずだ。

残念ながら私は知らなかった。全く残念だ。もう無念だ。

 

 

制度改正がなされていることなども全くの無関心。

知らなかった人間がなんとなくわかったことを

備忘録として書き留めておく。

私と同じレベルで解らない人には

「今さら聞けないあるある」として役立ててもらいたい。

そして、そんなわからないレベルでなおかつワタシと同年代の方には

共に来たる将来にビビッてもらいたい。(笑)

笑ってる場合ではない。

 

 

そもそも年金て?

「20歳から60歳までの日本国民は年金を支払わなければならない。」

だなんて。

いつそんなお知らせがきたのだろう。

自分の無知さ加減に頭を抱えるが今さらもう遅い。

 

25年以上年金を収めていなければ

将来年金はもらえない、というのが

10年以上でいいことに変わった。

ふーーーーん・・・

 

とにかく年金は払うべきで

できれば厚生年金がいいのrらしい。

はて厚生年金?

と思った人は私レベルに無知だ。

年金には

国民年金と厚生年金があり

みーーーんなが収めるのが国民年金。さっきから言ってるやつがこれ。基礎年金とも言うそうだ。

で、それとは別に

会社勤めの人は厚生年金も収めてる。

厚生年金は会社が半分収めてくれているというありがたい制度。

いづれ年金を受け取る側に回った時、ありがたみがひしひしとわかる。

給料明細を見て

「こんなに天引きされてやがる。」と

その時は思うんだけど

定年後の一生の安心を今からコツコツ買っている、それを会社が半分持ってくれている、ということなのである。

厚生年金の加入期間は70歳までだと。今んとこ。

厚生年金がいいらしとか言ったけど

世の中きっちり会社勤めの人ばかりではないんだが。

自分のやりたいことを貫きたい人には厳しい社会だ。

 

ちなみに私は専業主婦で

独身の時もいい加減すぎて厚生年金部分はほとんどない。無念である。

夫も会社勤めと自営業が半々ぐらいだったので

厚生年金は少ないのである。

絶望的な将来に不安しかないんだが。

 

今どきの方はダブルインカムがスタンダードなので

何言ってんの、このBBAって思われちゃうんだろうなー。

賢いなぁ、今どきの方たちって。

 

 

 

年金を少しでも増やす

国民年金は

40年めいっぱい収めた人で

だいたい月額7万円弱。

収めていなかった期間が多いほど少なくなる。

おさめてるときは国民年金と言い、

頂く時は老齢基礎年金という。ややこしいなぁ。

これを知るだけで随分かかったわ。

若い時の無知で国民年金を収めていなかった時期がある場合、

10年までならさかのぼっておさめることができる。

やった!と思ったら

はっ!ワタシはもう間に合わない。

と思ったら

他にも方法があった。

普通、国民年金は60歳で払い終わりなんだけど

60歳から65歳まで任意加入というのができるらしい。

たった5年だし

頂ける額もたいして増額はできないいんだけど

任意加入した方がいいよなぁと

私自身は思っている。

 

さらに

年金は65歳からいただけることになっているが

頂く年齢を早めたり遅くしたりできるのだ。

早めれば年金額は減るが、いつ終わるともわからない命、早めからもらっておいた方が元が取れる、という考え方もある。

頂く年齢を遅くすると月ごとに増額される。(2022年現在で月7%)

例えば5年遅めて70歳からにすると42%増える。

これすごいよね。

しかしギリギリまでもらうのを待って

あっさり死んでしまったらまるまる損である。

このへんは人それぞれ、考え方による。

私は出来る限り遅くもらうようにしたい。

元を取ろうとは思わない。

が、私はヘタに長生きしそうな気がしているので

よいよいになった時、1円でも多い方がいい。(よいよいって。)

しかし、夫が亡くなって遺族年金もらうようになっちゃうと

もう自分の年金も受け取るの一択になり、増やせない。

 

 

遺族年金の罠

ブログ内でも何度か書いているが

夫は私よりひと回り以上年上だ。

順当に行けば先に逝く。(あくまでも生物学的見地)

遺族年金をもらえれば、そこまでの生活と大差ないのかな(いずれにしてもカツカツであるには違いないが)

と思っていたら違った。

遺族年金は

夫の年金のうち、国民年金部分を引いて

さらに残りの厚生年金部分の4分の3なんですって。

どーよ。

うちの場合、前述の通り厚生年金も少ないので

かなりヤバい状態になりそうだ。

淡々と書いているように見えるだろうが

手が震えてキーボードが打てないほどだ。

目が霞んできたのは涙のせいだろう。

 

 

 

 

 

高笑いで夫婦で厚生年金を頂いている方も

うかうかしてはいられないですぞ。

配偶者が亡くなったら、

自分の厚生年金か、遺族年金か、

どちらか一方しかいただけないらしいですぞ。

 

 

 

まとめ

「年金制度は崩壊する」などと

最初に言い出したやつが憎い。

少なくとも私の世代では

きっちり収めておくのが最適解だった。

今さら遅い。

これからいよいよそんな年代になってくる人は

いくつかの年金の増やし方を実践すべきだ。

 

今も「年金をあてにするな」という空気は感じる。

しかしあの有名な論破王が収めといた方がいいって

言ってたし。

 

これからの人は

資産運用が必須だ。

私が言ってもなんの説得力もない。

意味解って言ってんのかも怪しい。