小さなカフェ開業 1人でカフェ経営 あなたの心は折れないか？
ワンオペカフェを成功させるために
ワンオペでカフェを5年間やってきました。
小さなカフェをひとりでやりたい、と
憧れる方は多いでしょう。
ドリップで珈琲を淹れることにこだわり
豆にこだわり、
内装に、ディスプレーに、カップにもお皿にも
張り紙1枚にさえこだわりたい。
夢を叶えるために
今ここで、折れない心を育てるべく伝授いたしましょう！
厳しい言葉に心折れずに読んでください。
具体的な現実はこうだ
1 完全ワンオペは難しい
私がやっていたカフェはカウンター4、5席
ボックス席1～2個。
ほんとに小さいお店ですがワンオペでやろうと思ったら私のキャパではこれぐらいがギリギリなんですね。
楽しく気持ちよくやっていけるギリギリだと思うんです。
こんなに小さくても完全なワンオペではありませんでした。
なぜ、完全ワンオペがムリだと思うのかというと
お店というのは、常に一定の込み方ではないからです。
平日はもとより、普通の土日だったら、慣れてくれば1人でまわしていけるでしょう。
しかし、例えば近くでイベントがあったりとか
そもそも立地が観光地だったりとか
クリスマスとか、年末年始とか、連休とか
イレギュラーに混む日というのが徐々に解ってきます。
そういう日がなければ経営が成り立たないとも言えます。
そんな時のヘルプ要員は絶対に確保しておかなければなりません。
家族とか、時間が自由になる友達とか、頼んだ時だけ来てくれるバイトとか。
これをひとりでやろうとすると
疲弊します。
やんなっちゃいますから。
3坪の極小カフェ☝
2 フードメニューの数は少なく始める
特にオープンしたては手順も悪く理想通りにはいきません。
こだわった料理を何種類も出したい気持ちがあっても
それはまだ先に延ばさなければいけません。
あれも出来る、これも美味しい自信があるという自己満足のせいで
お客様を待たせるのです。
下ごしらえしておけば大丈夫なんて思わないほうがいいです。
下ごしらえしたものを
どこに、どれだけ、何日間在庫しておけるのでしょう。
ロス食材を増やすことになりませんか。
小さい店だから大丈夫なんてこともないのです。
フードメニューをA、B、と二種類提供する場合として
考えてみます。
- 最初のお客様がコーヒーをオーダー
- 次のお客様がコーヒーとカフェオレをオーダー
- 次のお客様がフードAとコーヒーをオーダー
- 次のお客様がカフェモカとフードAとミルクティーとフードBをオーダー
更に流しには洗い物が山積み。
さあどうしますか。
てんてこ舞いです。
3 座る間もない土日、暇すぎる平日
コポコポとお湯の沸く音がする陽だまりの昼下がり。
お客様が入ってくる。
注文のコーヒーを丁寧にドリップ。
たわいのない会話。
なんてことは、ド暇な平日に稀にしかありません。
客とオーダーと洗い物と在庫補充に追われる土日。
沸かしておくお湯がもったいないほどの孤独な平日。
朝から晩まで店を開けておけばいいってものでもありません。
人の流れを早く掴んで、開ける日、閉めておく日、時間帯を
シビアに決めましょう。
いつも来てくれる、たった1人のお客様の為に
何時間もカウンターの内側に座ってる覚悟
ありますか？
まとめ
ひとりでカフェを経営しようと本気で頑張っていく方に
少なからず経験がある身として
真剣に考えてお伝えしています。
私自身、カフェをやるのはとっても楽しかったんです。
自分が できるんだということを知ったし
本当にたくさんの出会いがあるんです。やってなければ経験できないです。
一生のお付き合いになるであろう仲間もできるかもしれません。
ただ、現実 ここに書いたことや、
あと重要な金銭面のこと、
適当やおおまかではだめなんです。
特にこれを生業として生活していこうというのならば
なおさらです。
厳しい言い方をしたかもしれません。
途中で心が折れませんでしたか？
ここでは折れていいのです。
悪い状況を描いて改善することが大事なのです。
だからご自身の提案にあえて反対意見を出してみてください。
想定しておくことは大切なことなんです。
他にも
お客様との関り方について👇 や、
具体的な細かな気づき👇 など も書いてます。
ひとつ、忘れずにお伝えしておく事があります！
カフェをやるって
うまくいったならば（←ここ大事）
ほんとに楽しくて、世界が広がって
ありえないほどの人と出会えます！
ここまで読んでいただき ありがとうございました。
